Q.子ども食堂を作ろうと思ったきっかけ
震災前ちょうど3年前に東京のニュースを見てご飯を食べてれない子供がいるという話を知って、うちもランチとか作ってるから思いついてからすぐにできました。
いつも作っててノウハウはあったのでだから、どうしようかというのはなかった、すんなりできました。
人材ですが、今日は中学校からのボランティアさんも来てくれてます。もともとNPO法人の職員が5人ボランティア4人子どもたちと遊ぶ大学生3人です。
ここに来られる方は地域の方も仮設からも来られるしいろんな方が来られます。昨日は子ども食堂ではなかったけど64,5名今日は44名くらいそのうち半分は子供。子どもたちは自分たちで自転車できたり、お母さんが連れてきたり、お父さんが連れてきたり。
やっぱりいちばん困ってるひとが来てるのかなと最初は思いながらやってました。ここに来たい人をどう引き出すか、これはずっと課題です。民生員さんにお願いして連れてきてもらったりもしています。
Q.やってよかったこと
子供の顔を見るのは楽しい美味しかったと言われることです。嬉しそうな顔を見るのがいちばん楽しいです。
Q.困ったこと
金銭面かも。
私達はわりと食材をいただくけどそれだけではできない。フードバンクからもらうことはなく、一般の人から、卵、お芋、今日のりんご、みかんとかいただいてます。
買わなきゃいけないものもあるからそこはちょっと大変かな。
Q.今後の展望
こどもの森を作って、自由に遊べて、ご飯食べて、勉強できる環境を作ること。
ここにある森にわーと子ども達が走っていって行くのを見るのが私は好きです。今の子どもたちにゲーム以外の楽しい遊びがあることを知ってほしい。
子どものストレス発散の場所で、しかも美味しいごはんが食べれるといいなと思う。
貧困家庭の人が来てるのはわからない。わからないように来てると思う。本当は朝でも昼でも夜でも来てもらえたら。夕飯もできたらと思うけど、親子の時間がなくなる。
広報は民生員さんに広げてもらったり、フェイスブックしてる。広げるのは上手かも。教育長に言って、教育長から各学校の校長先生に言ってもらってチラシを配ったりしました。
活動は楽しいよ。みんなでやると楽しいよ、やってる人達がいやいややってるとね。楽しくやってます。今日受付をしてる方、お茶くみ、配膳は施設の利用者の仲間たちです。もう皆慣れて役割分担もしっかりしています。
取材を終えて
大きい厨房でスタッフの皆さんの持ち回りが決まっているらしくテキパキとでも和気あいあいと楽しい雰囲気の中、次々に来るオーダーに対応されてました。利用される方の会話も弾んでて明るく気持ちのいい空間でした。食事が出来るまで、また食事が終わってから、子ども達が遊ぶ森も道具もたくさんあり、遊び相手になってくれるボランティアの学生さんもいる、親も子も楽しめる、理想的な空間だなと思いました。
西原絆食堂について
活動日時
土曜日 12:00~14:00
子ども お子様ランチは無料、その他メニューは500円まで割引
大人 メニュー料金通り
アクセス
熊本県阿蘇郡西原村布田化粧塚852